大震災で思うこと

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大震災で思うこと

今回の大震災で被災された皆さんに改めて深く弔意とお見舞いを申し上げます。
ところで大災害といえば旧約聖書の中の「ノアの方舟」を思い出す。物語を要約すると次のようである。

創世記の時代、神は人間を造り、それから動物や鳥を作った。しかし、その後人間は傲慢になり神を冒とくし、邪魔になってしまったので、神は人間を滅ぼしてしまおうと決意し、そのために大洪水を起こすことにする。しかしどうしても死なせたくない人物がいた。ノアとその家族である。枯れは心正しい立派な人だった。神はノアに大きな箱舟を作るように命じ、ノアは命令に従い黙々と箱舟を作る。やがて大洪水が発生し、ノアと動物達は箱舟に乗って避難する。箱舟はアララト山に漂着し、ノアたちはそこで土地を開墾し農業を始める。新しい生活を始めたノアに対し、神は「産めよ、増やせよ、地に満ちてよ」と祝福するのである。

神のとてつもない無慈悲さと、その奥にある寛容さをしみじみ感じさせる神話である。「ノアの方舟」の物語はシュメール人の神話が旧約聖書に引き継がれたものである。はるか遠い昔、メソポタミア文明の時代、本当に大きな洪水があったのではないか。

ところで近年の日本の状況はあまりにもだらしがない。覇気はなく内向き志向になっている。経済、社会、政治、外交、どれを見てもお粗末としか言いようがない。
「こんな日本人に活を入れてやろう」と神が考えたとしても不思議ではないような気もする。しかし、そんな考えは間違いだろう。なぜなら、もし、そうであれば、東日本だけが被害者になるのはおかしいからである。

ある識者が言っていた。今の日本にはものが溢れている。欲しいもの何でもある。しかし、ないものがひとつある。それは将来への希望だ、と。しかし、溢れるほどにあったものが一転して大災害によって全部流されてしまった。何もなくなった。そして突然、災害復興という大きな目標ができた。日本人には目標が皆で共有されると強くなる一面がある。

太平洋戦争が終わった直後の焼け野原の日本は大変だった。何もなかった。しかし、当時、なぜか日本中に活気があった。物質的には何もなかったが、人々の心の中には将来への確かな希望だけがあった。そして、世界第一の経済大国にまでなったのだ。

今回の災害を日本人への厳しい試練と受け止めたい。この災害を克服することを通じて日本人の意識が大きく変わっていくかも知れない。日本人としての誇りを忘れず、しっかりと復興に協力していきたいと念じています。

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