歴史を忘れた民族は滅びる

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税理士 崎山武夫のコラム

歴史を忘れた民族は滅びる

最近の日本は確実に国力を低下させている。高水準の失業率、多発する自殺者、凶悪犯罪、海外留学者の減少、全体に蔓延する内向き思考、国際競争力の低下など数え上げればきりがない。昨年は政治、経済、外交、内政のすべてにわたっていろんな問題が噴出し、それをまわり中に撒き散らかしたまま終わったような年だった。今年はそれぞれの課題をきちんと解決してゆくような年であって欲しいものだ。

ここで昨年10月に聞いたアサヒビール(株)名誉顧問の中條高徳氏の講演内容を紹介したい。講演のテーマは『歴史を忘れた民族は滅びる』というもの。民族が滅びる3つの原則がある。

第1の原則は、理想(夢)を失った民族は滅びる。最近の日本の高校生の夢は海外の高校生にくらべて小さい。大きな夢を語る学生が少ない。

第2の原則は、すべてを物の価値に置き換えて判断する民族は滅びる。心の価値の大切さが忘れられ、金を稼ぐことだけが目的になっている。

第3の原則は、自国の歴史を失った民族は滅びる。太平洋戦争後、占領軍は日本政府に対し、国民に歴史、地理、終身を教えることを禁止した。歴史、地理、終身を学ぶことによって日本民族としての人間学である。占領軍はこれらの科目を教えないことによって日本民族を地球上から消し去っていこうと目論んだのだろう。

日本では、江戸時代から各藩に藩校があり、5才くらいの子供の頃から読み書き算盤を基本をして人間学を教えていた。その日本は、外国の植民地になることもなく近代化の道を進み、日露戦争では大国ロシアに勝ったのである。日露戦争で日本が勝利した意義は、大きく世界中が驚いた。その後、日本は太平洋戦争では敗北したが戦後はたくましい経済成長を遂げ、GDP(国内総生産)世界第2位の座を維持してきた。

最近日本の国力低下が目立つようになっており、これまで日本を模範として見ていたアジアの国々は日本の行方について固唾を呑んで見守っている。尖閣諸島問題で日本が中国に対し断固たる措置をとらなかったことについては、アジアの国々は非常にがっかりしている。

日本の社会は歴史の中でつないできたタテ糸と地域の人たちとのつながりのヨコ糸で織られた編物のようにしっかりしている。基本的には日本民族は優秀であり、私たちは日本民族として誇りをもって、この右肩下がりを続けている日本をどう再生していくかを考えなければならない。中條氏は83才の高齢だが元気で気迫に満ちていた。いかにも憂国の士という人柄だった。こんな話をもっと若者や子供たちに聞かせるべきだろう。

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